Synology DS224+ セットアップ方法

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家族でデータを共有する事が多くなってきたので、思い切ってホーム用NASを購入しました。初心者での導入は敷居が高いと思われる方も多いので導入までを分かり易く説明いたします。

目次

NASとは

NAS(Network Attached Strage)とは、ネットワーク上に設置するデータを保管するストレージの名称です。データバックアップ、共有する事が可能になります。外部ネットワークからもアクセスできる物もあります。ユーザ毎にアクセスできるフォルダを制限したり書き込みもアクセス権の設定も可能になります。

DS224+製品仕様

製品仕様は下記の通りです。スモールオフィスで仕様できる性能があります。

項目内容
アイテムDS224+
ドライブ ベイ2
CPUクアッドコアIntel® x64
メモリ (最大メモリ)2 GB (6 GB)
消費電力 (アクセス時)15 W
消費電力 (ドライブ ハイバネーション時)4.5 W
Btrfsサポートあり
Synology Driveあり
バックアップPCおよびサーバー (ベアメタル復元、ファイルとフォルダ)
VMwareおよびHyper-V VM
Microsoft 365およびGoogle Workspace
モバイルデバイス (写真、動画、音楽)
Synology NAS (ベアメタル復元、フォルダと設定)
Synology High Availabilityのサポート
あり
Synology Surveillance Stationあり
IPカメラ最大数25
保証2 年
引用元 Synologyホームページより
よしぼん

IPカメラが25台接続できます。家庭用でなく業務用ですね。

HDD設置

梱包箱外観

よしぼん

到着時の箱状態です。

付属品

Dualネットワークに対応しているので、LANポートが2個、UTPケーブルが2本入っています。

よしぼん

中身はこんな感じです。
初心者ガイドもついています。

全面カーバー取り外し

よしぼん

正面のカバーを外します。
四隅のゴムで引っかかっている仕様ですね。

ドライブベイの取り外し

よしぼん

上部のPUSHボタンを押しながらドライブベイを引き出します。
(下の写真のようにツメが引っかかる仕様になってますね。)

HDD(ハードディスク)の取り付け

よしぼん

サポート対象となってるHDDのSEAGATEの4TBを購入しました。
HDDはSynologyのホームページでSynology 製品互換リスト
事前に確認して購入してくださいね。

よしぼん

ネジらしきネジはまったくありません。

よしぼん

HDDをセットしたら穴位置を合わして、側面カバーをはめ込むだけで取付できます。

本体への取り付け

よしぼん

本体のドライブベイにも差し込だけ。
裏表は注意してくださいね。

外観

よしぼん

簡単に設置する事ができました。

ソフトウェアセットアップ方法

ライセンスの同意

よしぼん

使用許条件に同意して、続行をクリック

よしぼん

プライバシーに関する声明を確認して、続行をクリック

インストールの開始

よしぼん

インストールをクリック

よしぼん

次へをクリック

よしぼん

確認後、続行をクリック

よしぼん

フォーマットが始まるので暫く待ちます。

よしぼん

再起動されるので暫く待ちます。

管理者アカウントの設定

よしぼん

デバイス名、管理者アカウント、パスワードを入力して、次へをクリック

よしぼん

次へをクリック

Synologyアカウントの作成(スキップ)

よしぼん

ローカル環境で使用するつもりなので、スキップをクリック

よしぼん

送信をクリック

オプションアプリのインストール(スキップ)

よしぼん

必要なアプリは後からインストールできるので、
とりあえず、「いいえ、結構です」を選択

2要素認証の設定(スキップ)

よしぼん

とりあえず、「いいえ、結構です」を選択

Adaptive MFAでアカウント(スキップ)

よしぼん

とりあえず、「私はアカウントの安全性を確保しません」をクリック

ストレージボリュームの作成

よしぼん

「今すぐ作成」をクリック

よしぼん

軌道をクリック

RAIDプロパティの設定

よしぼん

今回はHDDを2台で一組のRAID 1で作成します。
同じ内容をそれぞれのHDDに記録します。

RAIDドライブの選択

よしぼん

DISKを選択して、次へをクリック

ドライブチェックの確認

よしぼん

新品なので必要なかったかもしれませんが、
念の為、ドライブチェックを実行するを選択しました。
ただし、完了まで数時間(4TBで11時間程度)がかかります。

ボリューム容量の割り当て

よしぼん

最大容量にするので最大をクリックして、次へを押します。

ファイルシステムの設定

よしぼん

フォーマットの種類ですが、基本的にBtrfsを選択、次へをクリック

よしぼん

設定に間違いがなければ、適用をクリック

よしぼん

OKをクリック

実行中画面

よしぼん

ドライブチェックが始まります。
残り時間:11時間
ステータスが完了すれば使用する事ができます。
お疲れ様でした。

Synology管理画面への接続方法

管理画面に接続

ブラウザーより http://ネットワーク機器名:5000 で接続

よしぼん

ユーザ名とパスワードを入力するとコントロールパネルにログインできます。(管理ユーザでログインになります)

コントロール画面

よしぼん

ログインできたら、コントロールパネルを開いて
接続できるユーザやグループ、権限を追加していきます。

起動方法、終了方法

起動方法

電源ボタンを押します。

よしぼん

起動プロセスが開始され立ち上がりが完了するとビープ音にて知らせてくれます。

終了方法

電源を切るには、ビープ音が鳴り電源LEDが点滅し始めるまで電源ボタンを押し続けます。

よしぼん

シャットダウンプロセスが開始され各プロセスやディスクへの遅延書込みが終了後に電源が切れます。

まとめ

とても便利なNASです。機能も豊富で高度なアクセス設定も可能です。私の場合は単にRAID1で書き込みが早い物が欲しかったのでDS224+にしました。ただし、常時接続をする事を考えていないのであくまでもローカルネットワーク内で必要に応じて起動させる外付けHDDのような位置づけにしているので複雑な設定は行いませんでした。パソコン5台あるのでMacOSとWindowsとのデータ共有にはとても重宝しております。

この記事を書いた人

ITシステムエンジニア×農業
の二足のわらじのパパです。
Webサイトの構築を承ります。
動きのあるLPを作ります。

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